ごあいさつ
私たちは「老後の願いは自立にある」と考えます。
人は老後に手厚い介護を望んでいるわけではなく、いつまでも自分のことは自分でやり、気ままに暮らすことを望んでいるのではないでしょうか。
当施設では意欲・体力・動作能力の三本柱の向上を目指します。
- 意欲…受け身ではなく「自分から動かす」意識を養います。
- 体力…低負荷の運動ながらも長期的な計画を立て、繰り返し行うことにより活動能力が身につきます。
- 動作能力…当施設の特徴は低負荷の運動を大きく繰り返し行います。
けっして「体を鍛える」ことはしません。
目的は大きく動かすことでしばらく使っていなかった筋や神経(不活動筋、不活動神経)を刺激し
再教育をすることです。大きく動かし、不活動筋、不活動神経の再活動化を目指します。
この三本柱の向上は動作や体力の改善と相乗的に作用して自信の回復にもつながり行動変容へと発展します。
また、当施設でのパワーリハやレッドコードトレーニングで不活動状態から活動状態になった時、10万倍ものアセチルコリン(体内の神経接合部で分泌される伝達物質)が分泌されるといわれます。
このアセチルコリンは認知症に対する薬理学的効果があるといわれております。
また、パワーリハを行うことで脳内ドーパミンが大量に放出されるため、パーキンソン病などに効果が期待できます。
私たちはお一人でも多くの方々が行動変容へと発展し「楽しく活き活きした暮らし」が実現できるよう努力してまいります。
そして、これからもより一層ご利用者様本位のサービスを追求し、快適で過ごしやすい施設創りを目指していく所存でございます。
代表取締役 中村忠弘